住宅ローンアドバイザー

住宅ローンアドバイザーとは

かつては住宅ローンといえば住宅金融公庫が主流でしたが、『官から民へ』の流れの中で公庫が廃止になり、それに変わって住宅金融再生機構が民間ローンと提携した長期固定金利ローンを提供するなど、住宅ローンは1、2年で大きく様変わりしてきました。この流れに伴い、民間の金融機関独自に特徴的なサービス内容のローンを提供したり、キャンペーンなどで競争が激化したりなど、住宅ローンの多様化と競争が激しくなってきました。

住宅ローンの取り扱い金融機関は銀行、信用金庫、信用組合、労働金庫、商工中金・農協組合など多岐にわたり、「モーゲージバンカー」と呼ばれる住宅ローン専用のノンバンクも台頭してきています。今後も金融自由化を受けて、銀行、証券会社、保険会社やその他新規参入業種が入り乱れ、住宅ローンの取り扱い機関は増加していくものと思われます。

住宅ローンの金利タイプは10種類以上存在し、商品の内容も「繰上げ返済手数料無料」「保証料無料」「事務手数料○○%」「三大疾病特約月団信保険」「預金残高連動型」「住宅ローン借入者への預金金利やその他のローンの金利優遇」「返済困難時応相談」など、次から次へと新企画が投入され複雑になっています。金利優遇キャンペーンも頻繁に行われ、競争が激化し、住宅ローンを検討する人にとってどれを選べば良いのかわかりにくくなっています。

そんな中、数多くの商品の中から「消費者に対し適切に商品知識や情報を伝えること」と、消費者にとって「どのタイプの住宅ローンが一番適しているのかを判断すること」ができる人材が求められています。それが住宅ローンアドバイザーです。住宅ローンアドバイザーは、金融商品の中でも住宅ローンに特化した知識を持ち、数ある住宅ローン商品を熟知し、わかりやすく説明できるスキルをもったアドバイザーです。

今までは、不動産業者の営業マンや金融機関の窓口などから(営業的に優位な)説明やシミュレーションを受けがちであることが多く見受けられました。これからは、幅広い商品知識と公正な立場・態度で借り手にとって適切な助けをする住宅ローンアドバイザーに期待が集まっています。

住宅ローンの多様化と競争激化が予想される中、住宅ローンアドバイザーの需要はさらに拡大していくと考えられています。