住宅ローンアドバイザー

モーゲージ・ブローカーとの違い

住宅ローンアドバイザーは、商品知識を活かして消費者に住宅ローンの商品情報(リスクやメリット)をわかりやすく説明するアドバイザーです。その立場は消費者側に立ったものであり、住宅ローン商品に対して中立な立場を取るべき職種です。

一方、アメリカなどで普及し、日本でも少しずつ現われ始めているモーゲージ・ブローカーとは、消費者とローンを扱う金融機関との間を仲介するビジネスを指し、基本的には提携企業のローンを軸にアドバイスを行います。

モーゲージ・ブローカーのビジネスモデルは、消費者に対しては無料で住宅ローンに関するアドバイスを行い、モーゲージ・ブローカーが推薦する住宅ローンの契約が成約した場合、手数料としてその住宅ローンの何パーセントかが金融機関から支払われます。金融機関にとっても、営業スタッフを置かなくても顧客を獲得できるため、経費削減のメリットがあります。
この場合、ブローカー業務はつまり「ローンの媒介」ということになり、貸金業の登録が必要になります。(貸金業の中にローン媒介が含まれている)。

住宅ローンアドバイザーとの決定的な違いは、モーゲージ・ブローカーが取り扱うのは特定の金融機関の住宅ローンがメインになり、それ以外のローン商品は扱わないか、あるいはこちらから指定した場合のみ調査対応してくれるということになります。その場合、料金体系も変わる可能性があります。
住宅ローンアドバイザーは「消費者の立場に立ったアドバイスができる専門家」ですので、その肩書き自体に営業活動や仲介業が含まれているわけではありません。

職業としてだけでなく、消費者としてどちらかに関わる場合にも、肩書きによる業態の違いをしっかりと認識しておくことが大切です。